バイクにかかる税金
バイクの免許取得や購入するバイクを選ぶときに気にしておきたいのがバイクにかかる税金です。
四輪自動車の場合も排気量により重量税や自動車税の金額が変化をしてきますが、バイクもいくつかの段階別に課税額が定められています。
まずバイクそのものを持っているときにかかる経費として「自動車税」「自動車重量税」「自賠責保険料」とさらに「車検代」がかかります。
このうち排気量に関わらず必ず発生するのが自動車税と自賠責保険の保険料です。
125cc以下のバイクには発生しないのが自動車重量税で、重量税と一緒に請求される車検の義務もありません。
自動車重量税の支払いはありますが車検の義務がないのが126~250ccのバイクで、基本的に排気量が高くなるほど課税される金額や種類が増えていくということになります。
125ccまでのバイクというのは、免許にして小型二輪という分類になり、ほとんどの人は原付二種に乗るために取得をします。
原付二種のバイクは一般公道を自動車と同じ速度制限で走行することができ、さらに二人乗りも可能ということもあり、日常使いをするバイクとしては税金も安くとてもお得な種別であると言えます。
ガソリン代を安くするための工夫
ガソリン代についてですがこれはどのくらいの頻度でそのバイクに乗るかによりかなり大きく違ってきます。
毎日の通勤通学に使用をしている場合などは年間走行距離もかなり長くなりますが、週末のライディングにのみの使用という場合はそれほど多くはかからないでしょう。
一般的な傾向としては、バイクは車体重量が大きく、また排気量が大きなバイクになるほど燃費が悪くなっていきます。
大きな車体を動かすための燃料と考えると当然なのですが、特に現在生産停止になっている旧車は非常に燃費が悪いものが含まれています。
特に注意したいのが2008年12月以前までに発売されたモデルで、その時期を境に排ガス規制の適用により新車の燃費性能が大きく変化しています。
電動バイクもしくはハイブリッド型バイクも少しずつですが導入されてきており、そうしたものを使用することで燃費を飛躍的に良くすることができます。
消耗品やメンテナンス費用
バイクは車検義務があるのは250cc以上からとなりますが、小型のバイクであってもメンテナンスに定期的に費用がかかります。
主な消耗部品としてはエンジンオイルやタイヤ、ブレーキパッド、ブレーキディスク、ヒューズ、バッテリー、ライトバルブといったものがあります。
これらは使用をしていると必ず摩耗をする消耗部品なので、定期点検をして都度交換をしていくことになります。
交換にかかる費用はまたバイクのサイズによって変化をしてきますが、一般的なライダーの平均値として計算をしていくと、125ccまでの小型バイクの維持費は年間約12万円、1000ccを超える場合は約23万円がかかるとされています。