中級者向きのメンテナンス部位

初心者向けのメンテナンス一覧

バイクの免許を取り、念願のバイクを手に入れて、次に考えるのが遠出やツーリングなどでしょう。
しかし、まだお待ちください。バイクには重要な要素、メンテナンスが欠かせません。
そこで、初心者向けのメンテナンスとして、まずは初めての方でも、とっつきやすいメンテナンス一覧を挙げておきましょう。

『チェーン掃除と注油』
・1,000km毎に1回
『チェーンテンション』
・ノンシールチェーン(250cc以下のバイク)500km~1,000km毎に1回
・シールチェーン(250cc以上のバイク)1,000km~2,000km毎に1回
『オイル交換』
・3,000kmに一度
『オイルフィルター交換』
・オイル交換2回に1回
『タイヤの空気圧調整』
・冬場から春先は1ヶ月毎、最低半年に1回確認
『ケーブル類の注油』
・5,000km毎に1回程度

中級者向きのメンテナンス一覧

バイクのメンテナンスを、1年も続けていれば、あなたもすでに中級者整備の実力をお持ちです。
そこで、さらに高度なメンテナンスに、挑戦してみるのはいかがでしょう。
中級者向けのメンテナンスは、以下の通りです。

『ブレーキフルード交換』
・10,000km毎に1回程度
『ブレーキパッド/シュー交換』
・10,000km毎に1回程度
『プラグ類の交換』
・5,000km~20,000km毎に1回程度
『エアフィルターの清掃/交換』
・5,000km毎に1回程度
『チェーン交換』
・ノンシールチェーン:5,000km~10,000km毎に1回程度
・シールチェーン:10,000km~20,000km毎に1回程度
『フロントフォークオイル交換』
・10,000km~15,000km毎に1回程度

フロントフォークオイル交換

フロントフォークは、バイクの前部分にある、二股のフォークに似た形状のサスペンション部品のことです。
バイクの走行では、コーナリングにも重要な要素で、路面からのショックを受け止める為にも必要なパーツです。
サスペンションは、スプリングとダンパーという2つの機能によって成立しており、衝撃を吸収するダンパーにとって、フォークオイルは不可欠なものとなります。

このフォークオイルの量が、減ってしまったり、粘土が弱くなってしまうと、バイク性能の低下につながってしまいます。
走行中に、サスペンションのストローク感、あるいはコーナリング時に車体が安定せず、違和感を感じてしまうこともあります。
また、フォークオイル交換時は、古いオイルを抜いた後も、漏れがないかなどチェックを忘れずに行います。

ブレーキフルードやブレーキパッド/シューの交換

ブレーキシューは、制輪子/制動片/制動子などとも呼ばれ、ディスクブレーキの場合はブレーキパッドと呼ばれています。
ブレーキパッドは、挟み込む際に生じる摩擦で、制動力を生み出すバイクにとっては命綱と言えるものです。

ブレーキフルードは、油圧ブレーキにおいて、油圧系統内に充填されるオイルの事で、単にブレーキオイルとも呼んでいます。
これら、ブレーキにかかわるパーツやオイルは、瞬時のブレーキングに重要な役割を持つことはご存じのとおり。
命にもかかわりますので、ブレーキの利きが悪いと感じたら、必ずチェックしておきましょう。

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