任意保険加入者の実情

ナンバープレート

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バイク保険加入率と年間の事故数の実態

バイクを所有する時には必ず自賠責保険への加入が義務付けられます。
こちらは毎年陸運局でナンバープレートの発行者として登録されている人に対して通知が行われるので、本人の意思とは関係なく加入をしなければ違反になります。

しかし自賠責保険というのはあくまでも事故が起こったときに被害を受けた相手の怪我や遺族補償をするためのものであるので、バイク事故で自分自身が怪我をしたりバイク車両などの物損があったとしてもそれを保険からカバーすることはできません。

そこで自分の身を守るために加入が推奨されているのが任意保険と言われる民間企業によるバイク保険なのですが、実際にこちらにしっかり加入をしてからバイクの運転をしている人というのはかなり低くとどまっています。

どのくらい低いかというとなんとバイク所有者の約39%程度しか加入をしていないというデータがあります。いくつか別の調査をみても、バイクの任意保険加入者が過半数になっているというデータはなくライダーの少なくとも半分は任意保険未加入のまま公道を走行していることになります。

一方で交通事故割合を見てみると、一台あたりが事故に遭う確率は四輪自動車の約1.5倍となっており、しかも事故に遭ったときの本人の被害割合が高いという特徴があります。

バイクの場合二輪で走行をするということからバランスを崩しやすく、また自動車と比べて車両が軽く運転者がそのまま体をさらしたままになることから事故に巻き込まれる危険がぐっと高くなってしまうのです。

バイクであっても自動車であっても、交通事故の加害者となってしまったときの損害賠償額は非常に甚大なものとなります。
特に人身事故で被害者が死亡もしくは重度な障害を負うことになった時にはその賠償額は億単位となってきます。

自賠責保険では最高額が支払われても2000万円程度までしか補償がないので、差額分は加害者が直接支払いをしていくことになります。
バイク保険は非常に高額になりがちなので加入をためらう気持ちもわかりますが、事故が起こってから後悔をしても遅いということはしっかり覚えておいてもらいたいです。

安く保険に入るための方法

バイク保険はそのまま見積もりを取ると非常に高額となりますが、選び方によりかなり安くおさえることも可能です。
特に更新の時期にはダイレクト自動車保険など複数の企業で見積もりをとってみることで、以前までより割安な保険を見つけることができます。

また既に家族や自分で自動車を所有している場合は、加入している自動車保険のオプションとしてバイク保険に加入をすると単体で入るよりもかなり保険料が安くなります。

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