大事なバイクのメンテナンス
バイクをお持ちの方であれば、誰しもメンテナンスの重要性は、最重要視されるべきものとお考えのはずです。
バイクの場合、4輪の自家用車とは違い、2輪走行をしなければならないため、些細な事でも重大な事故を招きかねません。
その為、調子が悪くなったからと言って、修理工場などに持ち込むのではなく、常日頃から自分のバイクのチェックは、怠りないようにしておきたいものです。
バイクのメンテナンスといっても、ごく簡単なものから、工場へ持ち込まなければならないものもあります。
そこで、バイクのメンテナンス講座として、メンテナンス時のNG行為を中心に解説していきます。
バイクに触れる前の注意事項
初心者にありがちですが、メンテナンスを行う前は、下準備が必ず必要となってきます。
バイクのメンテナンスを行う際には、以下の点に注意しながら、準備を行うようにしましょう。
・汚れてもいい格好を最低限、軍手/作業着/ぞうきん/マスクを用意します。
・作業場所の確保
排水溝や草むらなど、ねじなどの細かな部品をなくすう恐れあり。
また、公共施設などもNG。
・アクセサリー禁止
タンクなど、塗装を傷つける恐れがある為、金属類はすべて外しておく。
・取扱い説明書などを揃えておく
メンテナンスノートなどは、点検項目や点検箇所、調整の仕方などが記載されているので活用しよう。
・もの入れ
部品やパーツ置く、トレーなどを準備しておく。
・工具類はあらかじめ準備
危険度の高いNG行為
特に、危険度の高いNG行為は、以下の通り危険行為ですので、十分に注意しながら作業を行いしょう。
・工具について
メンテナンスを行う際は、ドライバーやレンチなどの工具を使うもの。
ネジ穴のサイズにドライバーがあっていないと、ネジ山をつぶしてしまったりします。
レンチも同様、ナットのサイズが合っていないと、すべてけがを負ってしまいます。
また、ネジやナットを絞める際には、最初から工具を使わず、まずは手で絞めた後に工具を使用します。
・うろ覚えな知識で作業をしない
バッテリーやブレーキなど、知識がないままいじると事故につながる恐れがあります。
バッテリーは、取り外しの現状などが決まっていますので、自信がない場合は点検程度にとどめておきましょう。
セッティングなどについての注意点
これは、作業全般に言えることなのですが、メンテナンスを行う際には、エンジンをかけっぱなしことです。
エンジンの調子を見るのは構いませんが、何かのはずみでギアが入ってしまい、事故を起こす危険性があるからです。
効率よく注油しようと、タイヤを空回りさせながら行うのも危険です。
また、サスペンション回りなどのセッティングも、重要なメンテナンスですが、適当にダイヤルを回してはいけません。
また、タイヤの空気圧などは、スタンドで給油する際、こまめにチェックしておきましょう。
メンテ後は、すぐに走ろうとせず、必ずブレーキや灯火類をチェックするクセをつけておきます。