代車等諸費用特約とは
「代車等諸費用特約」とは、損保ジャパン日本興亜が行っている交通事故により移動手段がなくなってしまったときにその補償を受けることができる特約です。
交通事故に遭ったときには自分の所有する車両が大きく破損をしてしまったり、検査のためにしばらく修理工場に預けなければならなくなったりということがしばしば発生します。
そんな時に「代車等諸費用特約」に入っていることで、自分の自動車が使えない間に代車として使用できる車両を用意してもらえたり、出先での事故で移動手段がなくなってしまったときにレッカー代や宿泊費などが補償されます。
現在のバイク保険や自動車保険では、通常の保険契約にロードサービスが付帯する場合がほとんどですが、その範囲は保険会社により内容がかなり異なります。
特に代車費用に関してはレッカー代とは別扱いになっているプランが非常に多く、自分の自動車が使えない時の移動手段は自分で用意しなくてはいけないということもよくあるようです。
意外とそのあたりの違いについては気にせずに、ただ保険料の安さを基準にしている人も多いのでいざという時の備えのために、特約やオプション部分についてしっかり見ておきたいところです。
「代車等諸費用特約」は損保ジャパン日本興亜による名称ですが、その他の保険会社でも「事故時レンタカー費用特約」といった名称で提供していることもあるので、既に加入している保険会社があるなら自分に特約がついているかを調べてみることをおすすめします。
事故時レンタカー費用特約の場合には、加入している保険の内容により利用できるかどうかが異なるケースもあります。
車両保険までしっかり加入しているプランであれば大抵の保険会社でレンタカー補償をつけてくれていますが、人身事故や物損事故への補償のみで加入している人は別途オプションとしてつけなければ利用できないというケースも多くあるようです。
代車等諸費用特約での補償内容
代車等諸費用特約がとても便利なのは、例えば営業用や通勤・通学・送迎として毎日必ず自動車が必要なのに事故にあってしまった場合や、旅行先など他に移動手段がないのに自走できない状態になってしまった場合です。
損保ジャパン日本興亜の代車等諸費用特約は30日型としてつけられており、車両保険を適用していない場合でも付帯可能となっている非常に画期的なものです。
具体的には事故や故障によりけん引が必要になった場合の代車費用に加え、宿泊・移動・引取のための費用も補償範囲となっています。
また事故の場合でけん引が必要ない時でも代車を出してもらうことができるようになっており、年間5800円で付帯ができるというのでかなりお得なプランです。