ファミリーバイク特約について

ファミリーバイク特約とは

ファミリーバイク特約とは、家族もしくはバイクに乗る本人が自動車保険に加入している場合のみ加入できるバイク限定の保険です。
バイクの種類に限定はありますが、とてもお得に安く加入ができます。

ただし、ファミリーバイク特約も全員がお得に加入できるとは限りません。
中には割高になる人もいるので注意が必要です。
そこで、ここではファミリーバイク特約に加入してお得な人とそんな人とを紹介していきます。

ファミリーバイク特約の仕組み

ファミリーバイク特約に加入するにあたっては、まずはバイクのライダー自身、もしくは同居している家族のうち、誰かが任意の自動車保険に加入していることが前提です。
ライダーがもしも別居しているとしても、自動車保険の記名被保険者が親ならば特約をつけることができますが、未婚の子で婚姻歴がないことが条件として加わり加入者は限定されます。

バイクの任意保険には等級制度があり、スタート時は割引が小さく保険料が高いです。
さらに、加入時の年齢が若い場合には年齢条件も加わるのでさらに保険料が高くなり、年間の保険料が10万円を超えることも珍しくありません。
それが、ファミリーバイク特約であれば、保険料が年間7000円から3万円程度にすることができ、大幅に割引ができるのです。

このように特約で加入すれば保険料が大幅に安くなるために、補償についての不安がある人もいるものです。
一般的に搭乗者傷害を除けばほとんど補償内容には差がありません。

ファミリーバイク特約のメリットとデメリット

ファミリーバイク特約のメリットといえば、何よりも保険料が安く済むことです。
普通のバイク保険に加入するのよりも年間で数万円単位での割引ができるので、かなりの節約になります。
そして、バイクが何台でも125cc以下ならば補償が可能ですし、事故を起こした際に乗っていたのが借り物のバイクの場合でも補償が可能です。

そしてバイクの特約を使ったとしても、自動車保険の等級には影響ありません。
加入している自動車保険を最大限活用する方法の一つとしてファイリーバイク特約が用いられると考えることができます。

デメリットとしてまず挙げられるのが、自動車保険をやめたら特約も無くなる点です。
自動車には乗らずバイクに乗るように切り替えたために自動車保険を解約したいと思った場合、保険料が節約できると思うものです。
しかしながら、バイクに乗るならばファミリーバイク特約がなくなるためにバイク保険に加入することになりますから、結局はほとんど同じくらいの保険料は必要となり、節約できるとは限りません。

また、ライダーが別居の未婚であることが条件であるために結婚するとなると特約を受けられなくなります。
このような点から、20年ほどバイクを利用するという場合にはバイクの任意保険に加入して長期的に続け、短期的にバイクに乗るだけという場合にはファミリーバイク特約にする方がメリットは高いといえます。

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